電車の切符なんて、毎回領収書なんて取っていられないのですが。
1.ポイント
領収書が必要なときとそうでないときがあります。
2.解説
税務において「領収書」は絶対必要不可欠なものではありません。電車の切符のように領収書の出ない交通費等は、支払ったことが証明できれば良いのです。また、結婚の祝儀等は、招待状等に金額を書いておけば問題はありません。
ただ、何でもかんでも証明できるわけではありませんから、やはりできる限り領収書を取って保管しておきましょう。今後は消費税の支払控除を得るために、レシートが不可欠になってくることもあります。そしてその領収書には、書類の交付を受ける当該事業者の使命や名称、日付、金額が載っています。
レシートで印字が薄くなってしまうものがありますが、うっすらぼんやりとしていてもわかればいいのですが、心配であれば写真を撮っておくことをお勧めします。あとはなるべく日に当てないように、きちんとした保存状態を保っておきましょう。どう考えてもただの紙にしか思えないとしたら、納税者の方で証明せざるを得なくなりますからね。
お客様のためには、飲食店の方でもレジからそのままではなく、手書きでしっかりとしたものを渡した方が良いでしょう。もちろんレジからのレシートが印字が薄くならなければ問題はないのですが。