サービス業

投資銀行での海外証券取引も報告対象なのでご注意を

投資銀行とは商業銀行とは全く別の存在です。証券会社とも異なり、株式売買の仲介はせず、資金調達や各種コンサルティングを行っています。

これのどこが租税回避につながるかというと、日本では前述したとおり、国外財産調書の制度が導入され、非永住者を除く居住者で、時価での合計価額が5,000万円を超える国外財産を有する場合に、提出義務を負います。どのような財産が報告義務を負うかと言いますと、相続税法上は以下の通りとなっています。

続きを読む

プライベートバンカー

基本的にプライベートバンクは、それなりの富裕層でないと口座を作ることはできませんので、我々一般庶民には無縁です。さて、このプライベートバンクとは何をやっているのかというと、顧客ごとに専任担当者がついてくれて、色々と資産運用の相談に乗ってくれます。商業銀行とは異なって企業に貸し付けはしません。そのため貸し倒れリスクはほぼありません。プライベートバンカーの主な収益源は、顧客からの手数料と、成功報酬といったところです。ちなみに保険商品などに質権設定をして顧客個人に貸し付けをすることはあります。

続きを読む

生命保険を活用したスキーム

建前では、日本人は海外の生命保険には加入できないことになっています。外資でも日本に子会社や支店があって、生命保険会社として認可されている会社の保険にしか加入できません。購入する方も売る方も罰則規定があるのですが、ほとんど野ざらし状態になっているのです。

続きを読む

宗教法人の裏金作り

宗教法人でお布施などの収入を除外する場合もあります。お布施であれば、非課税なので別に隠す必要はないような気もしますが、このお布施を住職や使用人が費消すると、所得税として課税されます。そのため、最初からそのお金はなかったものとしてしまうのです。

続きを読む

宗教法人の課税

普通の株式会社等の営利法人は全ての所得が課税されますが、宗教法人は収益事業のみの課税です。その収益事業は34種類と決められています。お布施、玉串料、寄付金等は収益事業ではありません。

続きを読む

デリヘル業者と税務当局の狐とタヌキの化かし合い

デリヘル業者も、リスト表を元より作っていないと言い張る場合もあるようです。本当に作っていない場合と、作っている場合がありますが、当局はリスト表を作成して保管するように指導します。手慣れていない業者の場合は、なんだ、作っていなくてもおとがめなしかとおもうのです。調査後に真実のリスト表を作成できますが、それを提出すれば、過去の申告実績と比較して申告額が低調となっていることがバレてしまいます。そこで、業者側は偽造リストを作成します。

続きを読む

デリヘルの脱税

デリヘルとは、デリバリー・ファッションヘルスの略称で、ヘルス嬢をホテルや自宅に派遣する男性向けサービスです。これは出張派遣というビジネスモデルなので、店の看板を街頭に出しません。そのため、インターネットでの告知や、繁華街にある風俗紹介スぺース、スポーツ新聞等の宣伝で集客をしています。

続きを読む