製造業

JV工事の未成工事支出金の算定

発注者側の都合により地元建設業者2社でJV(建設共同企業体)を組んで、大型工事を受注し工事を行っています。JVには、構成員としての出資金を支払うとともに、JVから下請けとして工事の一部を弊社が行っています。工事は、弊社決算の12月には完成しないために、JV出資金は出資金として流動資産に計上し、下請け分の工事費用は、下請け現場に要した直接経費のみを未成工事支出金として処理し決算を終わらせました。

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試作品についての税務上の問題

製造業には試作品は当たり前ですが、会計上の処理と税務上の処理とは異なっているため、少し厄介なことが起きます。どのような違いがあって、どのように処理すればよいのか見ていきましょう。

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工場内の生産ラインの再配置における税務上の問題

製造業では、工場内の生産ラインを移動することがあります。このときに修繕費とするか資本的支出となるかが問題になります。修繕費とすればかかった費用が全額損金になりますが、資本的支出となれば期間に分けて減価償却をしなければなりません。即ち、かかった事業年度に損金にすることができなくなります。ではどのような判断基準で両者を分けたらよいのでしょうか。

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未払計上された社会保険料の見積もり計上は可能か

通常は〇月決算という場合には月末に決算日があるものですが、まれに月の途中で決算期を迎える会社があります。そのような特殊な決算期のある会社で、未払計上された社会保険料の見積もり計上が可能かどうかという話です。つまり社会保険料の見積もり計上が可能であれば、損金になるということになります。社会保険料は通常月末でないと確定しません。

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