開店を急いだために、スタッフの教育がいきわたらず、オーダーミス、ホールスタッフと調理スタッフの連携がうまくいかず、お客様を待たせるなど、評判が悪いスタートとなりました。
1.ポイント
内装工事期間中でも家賃がかかることもあり(フリーレント期間がなければ)、開店までの時間を短くしたいという気持ちもあり、スタッフの開店前研修が十分でないケースはよくあります。
2.解説
人は第一印象で選ばれるという言葉もある通り、店のオープニングは、その店を顧客に強く印象付けてしまいます。そのため、スタッフの開店前研修は手を抜いてはなりません。もっとも、前の店で十分に訓練された人を雇いう場合は問題はないと思いますが。
いずれにしても、開店前研修に使った費用、外部の専門家に教育をしてもらった場合の研修費、当然、スタッフの人件費も第1期の損金に入れることができますから、開店前であってもしっかりとお金をかけましょう。
オフィス街で開業しようものなら、お昼時に一気にお客がやってきます。お客はサラリーマンですから、昼は1時間しかなく、行列ができてしまうと、イライラさせてしまいます。せっかくの昼休みに待たせるのも問題です。