愛人のためのタックスヘイブンの活用とそのリスク

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お金持ちには必ずと言ってもいいほどとはいいませんが、愛人がいらっしゃるケースが少なくありません。こういうときには、財産争いが本妻や嫡出子と、その愛人の間で生じるものです。まさに相続ならぬ争族というものです。

富裕層は愛する人に財産を残して上げたいと考えますから、税務署相手にというよりは、家族(本妻)にバレないように、タックスヘイブンを活用する方法があるのです。秘匿性があるので、本妻だけでなく、結果的に国税にも隠すことにもなるようです。

簡単に言えば、法人をタックスヘイブンに設立するときに、株主や役員を愛人にしますが、それは実質的であって、どうやら愛人の名前は直接出さずに名義人としているようです。

被相続人が死亡して、外国生命保険会社からタックスヘイブンの法人が保険金を受け取り、最終的にはそれが愛人の下に行きます。もし保険金を受け取ったことが当局にバレなければ、多額の財産を相続させることができ、正妻等の法定相続人に気づかれずに相続トラブルも回避できるということなのです。

しかし、こんなことを許していては、我々貧乏人は永遠に貧乏人のままで、富裕層は永遠に金持ちであり続けるという構図は残ります。少なからずそのようなことがないように国税の方々には頑張っていただかなければなりません。

さて、生命保険だといかにもものすごく財産を残せそうな気がしますが、そうは言ってもノーリスクというわけではありません。どのようなリスクがあるかというと以下のようなものです。

  • ランニングコスト発生
  • 予定利率が下がる
  • 保険会社の倒産リスク
  • 債券のデフォルトリスク(予定通りの運用ができるか)
  • 為替リスク
  • 日本の保険業法違反
  • 追徴税リスク

まあ、申告する方には追徴税リスクはありませんから。

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