飲食店の決算月の決め方

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会社の決算はいつが良いのでしょうか。勝手に3月と思っていたり、あとは開業後1年と自動的にしていたり。もちろん個人事業であれば12月が決算になってしまいますけれども。

1.ポイント

なにも考えずに3月としてしまうと、3月4月は花見客や会社の歓送迎会がたて続き、申告期限の5月(延長すれば6月ですが)になってきます。

税理士に経理作業を外注しておけば、緩和されますが、税理士からあの書類出してと言われても対応する時間があまりありません。しかも税理士も3月決算の会社を抱えている場合が多く、一社にかまっていられないのも現実です。

2.対応

決算期は、なるべく繁盛期を外すという考え方があります。飲食店は2月、8月が閑散期(いわゆるニッパチ)ですから、この時期に決算期を置くことには比較的に合理性があります。これは小売店も同じでしょう。

例えば小売店では棚卸が必要になりますから、比較的にモノの動きが少ない2月、8月に決算を行うケースが少なくありません。繁忙期が決算の前半にするというのも一つの考え方でしょう。

また、決算第1期目を可能な限り長めにしますと、それだけ消費税を収めなくていい期間が増えて、法人に有利に働く場合があります。そもそも、飲食の場合には設備投資の償却や、開業すぐに顧客が来ず、認知度が上がるまで黒転に時間がかかりますから、第1期は赤字になる可能性が少なくありません。そのため第1期はできる限り長くとり、短い決算期を避けた方が望ましいと言えます。

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